|
カテゴリ
以前の記事
2011年 04月
2011年 03月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2008年 11月 2006年 12月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 最新の記事
ホームページ・連絡先
検索
最新のコメント
お気に入りブログ
おすすめキーワード(PR)
ファン
|
2011年 04月 13日
某みXX銀行の頭取さんが全国銀行協会会長へ内定していたようなのですが、最近の大規模なシステム障害により顧客や他の銀行に迷惑をかけた責任を取って、就任を辞退したということでした。
震災の直後だっただけに、震災の影響だと思っていた人も多かったと思いますが、実は関係ないみたいですね・・・ 私はその時ちょうど海外出張中だったので、あまり詳しい情報もなく、ただ、本来ならもう入金されているはずのお給料が振り込まれておらず、みずほのニュースをネットで見ても、何の疑いもなく震災のせいだと思っていました。 フリーランスであちこちから少しずつ給料をいただいているので、「今月の生活費が~!!」というようなことはありませんでしたが、人によっては借金の返済ができず延滞料を取られてしまったり、不渡りを出してしまったり、かなりピンチに陥った方もいたのではないでしょうか。 そんななか・・・私のお友達のお姉さんが某みXX銀行でアルバイトしていて聞いた話ですが、今回は震災の影響だと思われたのが幸いし、直後にあまり怖い苦情の電話はかかってこなかったらしいです。以前、統合したときにトラブルがあったときはせっぱつまったお客さんに電話口でどなられたり、「つぶれてしまえ」とか、いろいろ罵詈雑言だったらしいのですが、今回は「いえいえ、大変でしょう。頑張ってください」という感じだったようです。(・・・でも、震災のせいじゃなかったんですけどね(苦笑)・・・) 以下、友達とお姉さんのやりとり。 友達 「だんなさんのお給料は大丈夫だったの?」 お姉さん 「それが別の銀行の口座を受取先にしてたから大丈夫だったのよ。」 友達 「そうなの?!よかったね!」 お姉さん 「うん。みXXじゃなくってよかった~」 といいつつ、ふと自分の仕事帰りの洋服の胸を見ると・・・ 「みずほでよかった・キャンペーン」というバッジが付いてて爆笑。 ま・・・深刻な影響のあった人には笑いごとではないのですが・・・。 *** つい先日、妹宅に泊まりがけで遊びに行ったときのこと。 ホットカーペットが暖かかったので靴下を脱いで、そのまま置きっぱなしにして部屋に帰って寝てしまいました。 どこにでもありそうな黒い靴下だったので、翌朝、私がまだ寝ている間に、妹が見つけて「これは誰のだろう?」と考えてたら、4歳の甥っ子が「くんくん」として「これはあっこおばちゃん(私)のだよ」と判定・・・。妹は大爆笑。 わが甥ながらなんとチャレンジャーな・・・と思いつつ、何を根拠に私と判断?私のイメージってどんな匂い(臭い?)よ???・・・とちょっと気になって、満を持して自ら確認・・・そしたら「レノア」の香りだった。よかった~・・・レノアでよかった。 2011年 04月 13日
2011年4月13日発行
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ JMM [Japan Mail Media] No.631 Extra-Edition2 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://ryumurakami.jmm.co.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ supported by ASAHIネット ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●JMMでは医療に関する読者投稿を常時受けつけています(JMMサイトにて) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼INDEX▼ ■from MRIC □ 「耳鼻科医として内部被曝と防塵対策に憂慮すること」 ■ 山野辺滋晴:共立耳鼻咽喉科院長 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 政府は、福島第一原発事故後に発生した放射能汚染に対して「直ちに健康被害はな い」と繰り返していますが、原爆が投下された被爆地、長崎に住む私は、政府と原子 力安全保安院の対応に疑問を抱かざるを得ません。現在行われている被曝による健康 被害の推測は、原爆投下後に発生した放射線障害に基づいて想定されています。しか し、DS86やDS02といった原爆放射線量評価体系は、飲食や呼吸による内部被曝の影響 を十分には反映していないとする意見も存在しています。つまり、低線量の外部被曝 だけが繰り返される環境であれば被曝量は分割されて健康被害は少なくなると評価で きますが、呼吸や飲食による内部被曝が長期にわたって継続する環境では、たとえ内 部被曝の増加が少量ずつであっても放射能による健康被害は確実に蓄積していくと考 えるべきではないでしょうか。さらに、原子爆弾では放射性物質の拡散は一回だけで すが、原発事故では放射性物質の拡散が低線量ではありますが継続します。したがっ て、今回の福島原発事故では、今後長期間にわたって内部被曝の危険性が継続する可 能性があるわけですから、空間放射線量の積算だけで人々の安全性を論じることはで きないと思います。 内部被曝の中の呼吸による内部被曝では、放射性物質の飛散範囲が問題になります。 今回の福島原発事故では、原子炉建屋の爆発やドライベントがあった時に大量の放射 性物質が空気中に放出されました。米エネルギー省の調査によると、3号機の爆発の 後で風下になった北西方向に30~40キロにわたって高濃度の放射能汚染地帯が拡がっ ています。今後も同様の爆発やベントが起きる可能性は否定できませんから、原発の 風下で発生する放射性降下物による内部被曝を防ぐ対策を啓蒙する必要があると考え ます。もし再び爆発やドライベントが起こって放射性プルームが発生する様な事態が あれば、行政は風下地域に被曝に対する警報を出すべきでしょう。 また、一旦地上に粉塵が降下しても、塵の状態なら風によって再び舞い上がること が知られています。これはスギ花粉でも観察される現象ですが、放射性降下物でも発 生します。気象庁気象研究所の環境放射能研究では、セシウム、プルトニウム、スト ロンチウムなどの放射性降下物は風によって砂塵とともに舞い上がることが推測され ていますから、放射能汚染が強い屋内退避地区などでは、風が強い日などにも内部被 曝を防ぐ防塵対策が必要になるはずです。こうした放射性物質を含む粉塵の危険性は、 内部被曝の反復を防ぐために、警察や消防関係者だけではなく一般住民やボランティ アにも周知しておくべきだと考えます。 このように、放射性物質を含む粉塵による内部被曝は無視できません。粉塵を肺に 吸い込むばかりではなく、鼻粘膜、咽頭粘膜、気管壁に付着した粉塵は、繊毛機能に よって鼻汁や喀痰とともに嚥下されるからです。特に生物学的半減期が長い核種につ いては注意が必要でしょう。現在、放射性のヨードやセシウムばかりが計測されてい ますが、セシウム-134の生物学的半減期が約100~200日であるのに対し、ストロンチ ウム-90の生物学的半減期は約50年にも及びます。ストロンチウム-90はβ崩壊するの で計測が煩雑で、これまで観測対象になっていないようです。しかし、放射性ストロ ンチウムは白血病の原因にもなるわけですから、たとえ少量ずつの内部被曝といえど も軽視するべきではないでしょう。できれば、福島原発における爆発事故で発生した プルトニウムやストロンチウムなど様々な放射性核種が拡散した範囲と量を確認する べきだと思います。東京電力(参照1,2)と福島県原子力センター福島支所(参照3) は、事故発生前に行っていた環境試料中のプルトニウムとストロンチウムの測定を事 故発生後は中止したままですから、直ちに再開すべきです。 参照1: http://www.tepco.co.jp/fukushima1-np/monitoring/index9.html 参照2: http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/t19780929001/t19780929001.html 参照3: http://www.atom-moc.pref.fukushima.jp/branch.html 呼吸に伴う内部被曝を防ぐためには、放射能防護マスクや防塵マスクが必要となり ます。現在、半径20キロ圏内の避難区域で作業する警察や消防関係者の皆さんは、 DS2,3区分などのN95やN99規格に匹敵する防塵マスクを使用しているようですが、テ レビの放映を見ていると隙間が開いた状態で使用している人々も多く、内部被曝を適 切に防ぐことが出来ていないのではと危惧します。放射性物質による被曝を防ぐ目的 でマスクを使用する場合、マスクの漏れ率が問 題となります。たとえN95クラスのマ スクを使用しても、マスクの漏れ率は約50%前後にも及ぶという報告もあります。し たがって、放射性物質を吸入しないためにはマスクを正しく使用することが必須です し、高濃度に放射能汚染された地域では原発敷地内で作業員が行っているようにテー プ等でマスク周囲を密封することも必要でしょう。新型インフルエンザが流行した時 には、実際にテープでマスク周囲を密閉するN99マスクも市販されましたから、放射 能汚染の場合でも爆発後の風下など本当に危険性が高い環境では実践すべきだと思い ます。手袋の着用や肌を露出させない服装などの基本的な被曝対策は言うまでもあり ません。 原子力安全保安院も被曝対策としてマスクの着用を勧めてはいますが、前述のよう なマスクの選択や着脱について具体的な使用方法を説明していません。このため、屋 内退避地域でマスクを使用する場合でも一般的な花粉症用マスクを勧める人々もいま す。しかし、スギ花粉の大きさは30~40μmで、花粉症用のマスクにはN95マスクに匹 敵するようなフィルター機能がありませんから、十分に説明することなく、ただ単に マスクの使用を勧めるべきではありません。また、マスクを使うと周辺の塵を集塵し ますから、高濃度の放射能汚染がある地域では一定時間使用したマスクは使い捨てと し、適切に廃棄する必要があります。長期間使用したり、使用したマスクを触った後 で手洗いを怠ったりすれば、かえって内部被曝を誘発する危険があります。 いま、主に放射性ヨードやセシウムの計測結果だけが公表されていますが、空間や 食物や土壌に放射性ヨードやセシウムが存在するということは、その他にも観測され ていない様々な放射性核種が存在していることを意味します。現在のように福島原発 からの放射性物質の拡散が少ない状況が続けば問題ありませんが、今後、3号機が爆 発し4号機で火災が起きた時のような状況が繰り返された場合、セシウムばかりでは なくストロンチウムなどの様々な放射性核種による内部被曝が増加する危険性が高ま ります。3月14日から16日にかけて北西30~40キロの広範囲に拡がった放射能汚染が 再発する危険性は今後とも実在するわけですから、内部被曝による被曝者の増加を最 小限に抑えるために、正しい防塵・被曝防護対策を啓蒙して頂きますようお願い致し ます。 共立耳鼻咽喉科院長 山野辺滋晴 ---------------------------------------------------------------------------- MRIC医療メルマガ通信 ( http://medg.jp ) MRICの配信をご希望される方はこちらへ > ( info@medg.jp ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●○○JMMホームページにて、過去のすべてのアーカイブが見られます。○○● ( http://ryumurakami.jmm.co.jp/ ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ JMM [Japan Mail Media] No.631 Extra-Edition2 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【発行】 有限会社 村上龍事務所 【編集】 村上龍 【発行部数】128,653部 【WEB】 ( http://ryumurakami.jmm.co.jp/ ) ---------------------------------------------------------------------------- 【ご投稿・ご意見】上記JMMサイトの投稿フォームよりお送り下さい。 【配信解除】以下のメールアドレス宛に空のメールを送信してください。 ( remove_jmm@griot-mag.jp ) 【メールアドレス変更】「配信解除」後、改めて新規アドレスで再登録して下さい。 ※原則として、JMMオフィスでは解除・アドレス変更手続きは代行いたしません。 ---------------------------------------------------------------------------- 【広告】( http://ryumurakami.jmm.co.jp/advertising.html )をご覧下さい。 広告に関するお問い合わせは下記まで。 ( 広告@jmm.co.jp )(「広告」の部分を「ad1」に変更して送信して下さい ) ---------------------------------------------------------------------------- 編集長からの質問への回答など、読者の皆さんから寄せられたメールは、事前の告知 なくJMMに掲載させていただく場合がございます。匿名などのご希望があれば、明 記してください。また、掲載を望まれない場合も、その旨、明記願います。メールに 記載された範囲でのプライバシーの公開から生じる、いかなる事態、また何人に対し ても一切責任を負いませんのでご了承ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright(C)1999-2011 Japan Mail Media 許可無く転載することを禁じます。 2011年 04月 10日
「ただちに影響なし」を繰り返す電事連の御用学者か、震災という不幸に乗じて名を上げようと政府の批判に躍起になっているジャーナリストばかり目立つ中、飯田氏はちゃんと解決法も提示しています。すごいのは、解決策に必要な人・カネをどうするか、まで提案していること。(以下、本文より引用)
*** 「そのための人員や資材には、縦割り行政のために遊休化している文部科学省所管の原子力研究機関のものを充てる」 「高速増殖炉もんじゅを所管し年間2000 億円にものぼる予算で運営されている(独法)日本原子力研究開発機構の予算を振り替えることを前提として」 「国が補償するに当たっては、公益財団法人原子力環境整備促進・資金管理センターにおよそ3兆(2011 年4月現在)積み立てられている再処理等積立金を優先して充当する」 *** 既存の安全規制機関(原子力安全・保安院、原子力安全委員会)の廃止と、独立性の高い安全規制機関の新設・・・大賛成!! これが世論のスタンダードになったらいいな、と切に思います。 飯田氏の提案はこちら。 ご賛同いただけたらぜひともいろいろな人に転送して広めてください!!お願いします。 2011年 04月 05日
お友達から教えていただきました。
清水國明さんが赤十字社に直談判に行ったときのブログ。 (彼は、山梨県の施設にて、被災児を大人になるまで無償で引き取り育てるという活動をしています。) http://ameblo.jp/kuniaki-shimizu/entry-10847761951.html なんやかんや言っても・・・くにあきさん、・・・大人です。 私も、その後いろいろ教えてもらったり自分で調べたりして、どうしてこんなことになってしまったか、仕方のない事情はよくわかりました。(役場で配分する仕組みになっており、役場が被災していて窓口がないとか、その他。) まぁ、いろいろ言いたいことはありますが、巨大なお役所組織であるため仕方ないというのと、寄付のお金を振り込んでそれで安心していた私たち自身にも責任があるのかな、と思いました。これで寄付したお金が被災者の方にわたるまでの流れもよくわかったし、勉強になりましたね。 慈善団体って使い道を状況の進展に合わせて刻々と変えているのかと思っていた。食べ物や水に困っている初期の状況では食べ物や水を、住居を見つけ生活を立て直す段階になったら現金による支援を、のように。そうではなかったのですね・・・ちょっと意外でした。 私は、チャリティーにも医療現場でいう「トリアージ」の考え方が必要なんじゃないか、って思います。 トリアージは、災害や大事故など大量のけが人が出た時など、限られた救急チームで効率的にケアできるよう、まずけが人のランク付け(クラス分け?)をざーーっとすることです。すぐ手当しないと死んでしまう人(意識がなくなってて気道確保しないと窒息死してしまう人や、早く止血しないと失血死の可能性が高い人など)、もうちょっと待てる人、さらに待たせてもOKの人・・・と、緊急度に応じて色分けのタグをつける係の人がいて、そのタグに従って医師やパラメディックが対応していく。(医師でないとだめな人、パラメディックでOKな人、なども分類されていたかな) もっとちゃんとした説明はこちら。 http://www.yokosukashi-med.or.jp/topics/saigaimanual/3.htm それを赤十字にすぐ求めるのは無理かもしれませんので、ユネスコかなんかが、全世界のチャリティー団体に対して指針をまとめてくれるといいですね。震災から復興までを段階に分け、その段階ごとにするべきことをしっかり決めておくといいですよね。大きなお役所を効果的・効率的に動かすには、すぐれたマニュアルが不可欠・・・ ソフトバンクの孫さんの100億円もやっぱり赤十字に寄付されたんだろうか。孫さんほどの人で100億円もあれば自分で何かすればよかったかな?? 2011年 04月 04日
某チャリティー団体、義援金1000億円集めるだけ集めたはよいけれど、どう配分してよいか分らないって??勘弁してほしいですね。
物資を避難所に確実に届けてくれる団体、こちらをぜひよろしくお願いいたします。 私が信頼する人から転送してもらった情報なので、身元は確かな団体だと思います。 http://www.rescuejapan.asia/default.asp 日本語版は画面右上にボタンがあります。 ただし、必要とされているものは日々変わっておりますので、英語版にて最新情報をご確認ください。 4月4日時点の内容 おとな用おむつ、毛布、長靴、ミネラルウォーター、段ボール箱(大)、ラップフィルム、乾物(麺類、真空パック入り食品)、手袋(軍手??)、衛生用品(歯ブラシ、生理用品、石鹸等)、カップヌードル、防寒具(セーター、ジャケット等)、新品の下着(男性、女性、子供、全サイズ)、ジップロック(大)、靴下、トイレットペーパー、歯ブラシ、タオル、バスタオル、真空パック入り食品・米(サトウのごはん?)、ウェットティッシュ こちらは、独自に運送業者を手配し、ちゃんと届いたかどうかも確認しているそうです。 *同ウェブサイト日本語版より* 「私達は物資が必要な人々に直接に搬送します。 単に物資を集めて送るのではなく、物資が目的地に着いたことを確認します。避難所は現在援助を必要としています。」 「多くの輸送業者や宅配業者は地元の店舗の棚に商品を戻すのに多忙です。私達は避難所に物資を運ぶため特別な輸送手段に頼らなければなりません。すなわち、輸送業者を手配し、寄付物資を被災地に運ぶため運転します。」 現金振込による寄付も受け付けています↓ *同ウェブサイト日本語版より* 活動支援金へのご協力について: レスキュージャパンの救援活動支援金のご寄付にご協力いただける方はこちらの銀行口座をご利用ください。 活動支援金は被災地の避難所や支援センターに救援物資を搬送するための搬送代およびガソリン代として使用いたします。 みずほ銀行 支店名 : 放送センター出張所 口座名:レスキュージャパン 口座番号: 1555228 みずほ銀行のSWIFTコード:MHBKJPJT *** できるだけ多くの方に転送していただけたらと思います。 2011年 04月 01日
2011年3月30日発行
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ JMM [Japan Mail Media] No.629 Extra-Edition2 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://ryumurakami.jmm.co.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ supported by ASAHIネット ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●JMMでは医療に関する読者投稿を常時受けつけています(JMMサイトにて) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼INDEX▼ ■from MRIC □ 「英雄」ではない「被害者」である原発事故作業員に、生涯にわたって医療 補償を ■ 木村 知:有限会社T&Jメディカル・ソリューションズ代表取締役 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■from MRIC ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ とうとう、原発事故作業員の方々に大きな被曝事故が起きてしまった。 ほんの数日前まで、新聞をはじめとした各メディアは、原発事故現場に向かうこれ ら作業員の方々のことを、「決死の覚悟」で「命懸けの任務」を行う、まるで戦時中 の特攻隊員を彷彿とさせる「英雄」として扱い、その勇気を讃美する論調を世間にあ ふれさせていた。こうしたある種の異様な論調やそれに同調する国民感情に空恐ろし い違和感を覚えたのは、けっして私ばかりではあるまい。 しかしそんなメディアの論調も、今回の被曝事故が起きてやっと「作業員の安全確 保を」という方向に変わりつつあるようだ。 とは言え、事故の全容も未だ不明で、今後の見通しもつかず、事態収拾にこれから も多くの時間を要する状況で、これら作業員の方々はますます増員されていくに違い ない。それに伴い、このような被曝事故も、仮に杜撰な安全対策が見直されたとして も、今後「二度と起きない」とは、けっして断言できないだろう。 また、重大な被曝事故でなくとも、ギリギリの作業環境のもと相当量の被曝をする ことで、「直ちに影響」は出なくとも、数年、数十年の経過を経て健康被害が発生す る可能性も否定はできない。 被曝のリスクだけでなく、十分な食料や睡眠さえ保障されない劣悪な労働条件での 任務を強いられているとも聞く。肉体的なダメージはもちろん、精神的なダメージも 計り知れない。このようなダメージは、仮に任務を終えて無事家族のもとへ帰宅でき たからと言っても、簡単に癒えるものではないだろう。 つまり、この原発事故現場での作業に関わったすべての方々には、「直ちに影響が 出ない」とは言っても、将来なんらかの肉体的あるいは精神的「健康被害」が発生す る可能性が否定できないと言える。 そこで、非常に心配されるのが、将来なんらかの健康被害がこれら作業に関わった 方々に生じた場合、「適切な補償が受けられるのか」、という問題だ。 ただでさえ労働者の立場は弱い。 日頃診療をしていると、明らかに「就労中のケガ」であるにもかかわらず、「ぜっ たいに『労災扱い』にしないで欲しい」と建設現場で負傷した土木作業員に懇願され ることは、珍しくない。 建設業界ではゼネコン、下請け、孫請けと順次下部企業へと工事が発注される受注 形態があり、「労災事故」が多い下請けには、その上部企業からの工事の発注がされ なくなるという、「病的ピラミッド構造」が根強く残っている。 そのため、下請け、孫請けなどの零細企業は、なるべく「労災事故」の件数を少な くする必要があり、作業中ケガ人が発生した場合、全額自費診療扱いとして事業主が 自腹で治療費を支払ったり、酷い場合はケガそのものを「就労と無関係」と作業員に 言わせたりするなどの、いわゆる「労災逃れ」「労災隠し」を行う事例が後を絶たな い。 これは、建設業界に限定したものであるとは、けっして言えないだろう。 今回の原発事故現場でも「協力会社」といわれる「下請け企業」から多くの作業員 の方々が動員されているとのことだ。 はたして、この「下請け企業」の方々に将来健康被害が発生した場合、適切な補償 はされるのだろうか? 「労災認定されるはずだ」という意見もあろう。 しかし残念ながら、答えは「否」であると、私は思う。 確かに「直ちに影響が出た」ものについては、労災認定される可能性はもちろんあ り得ると思われるが、将来起こり得る健康被害も不明であるうえ、遅発性に起こった ものについての認定は、原発事故現場での作業と相当因果関係が強固に証明できるも の以外は、まず無理だろう。 そもそもただでさえ、作業中の安全管理対策が杜撰である企業が、将来起こり得る 健康被害まで補償することなど、到底期待できない。 つまり、「原発事故作業に起因した健康被害」を労災ですべて補償するのは、不可 能ということだ。 自衛官については、原子力災害対処によって死亡もしくは障害が残った場合、「賞 恤金(しょうじゅうつきん)」が支払われ、今回その額が通常の1.5倍に引き上げられ たという。 もちろん、金銭が補償されればいいという問題ではないが、企業、特に下請けなど の零細企業に所属している作業員の方々にも同程度の補償は最低限必須と考えられる。 今後起こり得る健康被害の種類が特定し得ないこのような特殊な状況である以上、原 発事故作業との因果関係が証明できるものについてはもちろん、それ以外の傷病を含 めたすべての医療費および定期的な健康診断による健康被害調査についても、国が責 任を持ち、生涯にわたって補償を行うべきと考える。 今後、入れ替わり立ち替わり、各方面、各所属の作業員の方々がこの任務に関わっ てくるにつれ、すべてがウヤムヤになってしまいかねない。早急に、いや緊急にこの 医療補償について論じ検討しておく必要性を強く訴えたい。 原発作業員の方々は、「英雄」である以前に「労働者」であり、自分自身や家族の 犠牲を強いられている「被害者」であることを忘れてはならない。 いくら「英雄」と讃美されても、肉体的精神的被害はけっして癒されることはない。 この「被害者」としての作業員の方々に、生涯にわたって医療補償を行うことは、 安全を犠牲に今日まで原子力政策を推し進めてきた国がなすべき、最低限の「せめて もの償い」と言えるのではなかろうか。 作業員の方々を「英雄」と讃えた国民ならば、この「勇気ある被害者」への公的医 療補償に、まったく異論はないと信じる。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 木村 知(きむら とも) 有限会社T&Jメディカル・ソリューションズ代表取締役 AFP(日本FP協会認定) 医学博士 1968年カナダ国オタワ生まれ。大学病院で一般消化器外科医として診療しつつクリニ カルパスなど医療現場でのクオリティマネージメントにつき研究中、2004年大学側の 意向を受け退職。以後、「総合臨床医」として「年中無休クリニック」を中心に地域 医療に携わるかたわら、看護師向け書籍の監修など執筆活動を行う。AFP認定者とし て医療現場でのミクロな視点から医療経済についても研究中。著書に「医者とラーメ ン屋?『本当に満足できる病院』の新常識」(文芸社)。 きむらともTwitter: https://twitter.com/kimuratomo ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ JMM [Japan Mail Media] No.629 Extra-Edition2 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【発行】 有限会社 村上龍事務所 【編集】 村上龍 【発行部数】128,653部 【WEB】 ( http://ryumurakami.jmm.co.jp/ ) ---------------------------------------------------------------------------- 【ご投稿・ご意見】上記JMMサイトの投稿フォームよりお送り下さい。 【配信解除】以下のメールアドレス宛に空のメールを送信してください。 ( remove_jmm@griot-mag.jp ) 【メールアドレス変更】「配信解除」後、改めて新規アドレスで再登録して下さい。 ※原則として、JMMオフィスでは解除・アドレス変更手続きは代行いたしません。 ---------------------------------------------------------------------------- 【広告】( http://ryumurakami.jmm.co.jp/advertising.html )をご覧下さい。 広告に関するお問い合わせは下記まで。 ( 広告@jmm.co.jp )(「広告」の部分を「ad1」に変更して送信して下さい) ---------------------------------------------------------------------------- 編集長からの質問への回答など、読者の皆さんから寄せられたメールは、事前の告知 なくJMMに掲載させていただく場合がございます。匿名などのご希望があれば、明 記してください。また、掲載を望まれない場合も、その旨、明記願います。メールに 記載された範囲でのプライバシーの公開から生じる、いかなる事態、また何人に対し ても一切責任を負いませんのでご了承ください ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright(C)1999-2011 Japan Mail Media 許可無く転載することを禁じます。 2011年 03月 29日
寝る前にもう一言だけ・・・
「自主避難」を「促す」って日本語として完全に破綻してると思うんですが・・・ 人から促されてる時点で「自主」じゃない。 あ、一つ似ている表現ありましたね。 「自主退職を迫られる」 迫られてる時点で「自主」じゃないから。無理やりだから。 (促したり迫ったりしてるくせに、体面上は自分で決めたことにしろ、ってひどいよね。) あ、避難勧告が出ているのに残っている人、これは本当の「自主」だと思います。 2011年 03月 29日
放射能のことを書き始めて以来、本当に沢山の方に読んでいただいて、大変感謝しています。
明日から4、5日ほど本業の仕事の関係で更新が遅れるかと思います。毎日チェックしてくださっていた方には心からお礼を申し上げるとともに、あらかじめお知らせ申し上げます。 次回の更新は、Twitterで自動的にお知らせしておりますので、よろしければご利用ください。atsukohirayamaで登録しております。 よろしくお願いいたします。 2011年 03月 28日
これからの日本がどうなっていくのか、答を探すために、アメリカのスリーマイル島の原発事故の「その後」について調べてみました。
私が知りたかったのは、事故の原因や、作業員の人たちが受けた急性被曝の被害というよりは(それは有名だしある程度イメージできる)、もっと後になってからどうなったか、ということでした。 近隣の住民がどうなったのか、ちょっと離れたところに住んでいる人たちがどうなったのか、政府や電力会社は事故から何年も経ったあとどういう対応をしていたのか・・・ 結果は正直、かなり衝撃的なものでした。自分の常識が完全に打ち破られた気持ちになりました。 まず、主な経緯を、健康面の内容に絞り時系列で示します。 (注:全く違う事故の話なので、健康被害の中身より、話のストーリーに注目してください。) **** 米国原子力学会の事故後の調査結果「発電所の16km以内に住む住民の一人当たりの平均被曝量は胸部X線検査1回分、あるいは1年間の環境被曝量の三分の一に相当する」 ↓ 当時のいろいろな調査結果「事故が深刻な健康上の影響を与えたと結論づけられない」 ↓ 近隣住民により、健康被害や家畜への影響(繁殖率の低下など)が報告され、被曝量の公称値が低すぎて説明がつかない、と問題になる。 ↓ 大統領が委託した調査結果の結論「健康被害はストレスによるもの」 ↓ ある調査により住民のがんの発症例数が過去のデータによる予測値2.6例に対し19例にも登っていることが発覚 ↓ コロンビア大学がデータの見直しによる調査(この時点で事故後10年後) ↓ 調査の結論 事故後3年以内に最も多く健康被害被害(がん、白血病その他の増加)が報告されているが、がんの潜伏期間は3年より長い。よって、やはりストレスが原因ではないか。(ただし、ストレスが甲状腺がんや白血病を引き起こすメカニズムの説明はなし) ↓ 住民の雇った弁護士らが疫病学の専門家に調査を依頼 ↓ コロンビア調査のデータ操作の証拠を入手 がんの発症率の増加を確認 日本の原爆症患者を含む過去の様々なデータから、潜伏期間が5年以下であるケースも多くあることを発見。(被曝による免疫力の低下により、通常より潜伏期が短くなることがある) ↓ コロンビアvs疫病学専門家の論争 ↓ 決定的な決着は付かず 2004年のある研究者の論文によれば「乳幼児のデータがない、16kmから外のデータがない、ヨウ素、クリプトン、キセノン以外のデータがない、よって、正当な評価ができない」 ↓ 現在に至る。 一方、事故の数年後、電力会社を相手取り住民が集団訴訟を起こし、住民側が何度か勝利。罪状は事故前のデータの改ざんが事故の原因となったという内容。(大部分は示談による賠償金の支払い) 一方、健康被害についての訴訟では、原告が勝訴したのは新生児の先天的障害のみで、健康被害についての訴えは敗訴。 **** 30年前の、別の国の出来事とはいえ・・・ 事故と健康被害の因果関係がお蔵入りになっていたとは・・・正直、あまりの衝撃すぎて丸一日書くことができませんでした。 ここから色々なことが分かりましたが、知りたかった答は見つからなかったので、今、欧州審議会の「Low dose ionizing radiation and cancer risk(低レベルの電離放射線とがんのリスク)」という報告書を読んでいるところです。(しばらくかかりそうですが、また何か分かったら書きます) 決定的な結論はその報告書やその他の文献を読んでからとなりますが、スリーマイルのその後を見る限り、私が思ったのは・・・ よく政府や専門家のいう「健康に影響なし」というのは、もしかして「健康への影響はまだ証明されていない」ってことなのか??? もちろん、影響がないことも証明されていないわけですが、こういう場合も刑事罰と一緒で「疑わしきは罰せず」なんでしょうか? 実際、欧州審議会の報告書も、パラパラめくっていると広島・長崎の原爆被害者の方の研究が多く言及されている。考えてみれば、こんなこと臨床試験(=人体実験)するわけにもいきませんから、過去に不幸にも被曝してしまった患者さんに協力してもらうしかないのですよね・・・ 喫煙とがんの関係なら、タバコを吸う人がたくさんいて研究も多く存在し、色々解明されていることも多いのでしょうけれど、微量の放射能の影響については、ヒトに関して圧倒的にデータが足りない領域であり、まだ決定的な正解などない、という印象です。 私は、ここから学んだことは、結局「絶対」なんてことは無いし、弁護士でも雇わないかぎり誰かが守ってくれるわけじゃないんだな、ということでした。 この先病気になるかもしれないし、ならないかもしれない。そしてそれは放射能のせいかもしれないし、そうでないかもしれない。そしてそれは誰にも分からない、と、そう思うしかない、ってことなんですよね? できる限りの注意をしながら、それでも知らず知らず体内に入ってしまうものは気にしないようにして、なるべくストレスを溜めないようにするしかないかな、と今は自分に言い聞かせています。 コロンビア大学の説によれば、ストレスだそうですからね・・・。 (でも、ストレスの害もあなどれないかもしれません。) 2011年 03月 26日
もう何年も前のことです。運転手付きの車の中、とある方々(立場上、これ以上詳しく書けませんが)の会話で、東海村の臨界事故の話題になりました。
**** 東海村の件はこちらを参照のこと http://ja.m.wikipedia.org/wiki/東海村JCO臨界事故 **** 「あれは可哀想だったな」 亡くなられた作業員の方々のことだと思ったら、所長さんのことでした。 すなわち、下に子会社、孫会社、ひ孫・・・際限なくあり、実際の作業に当たるのはそういった関係会社。しかも派遣社員であったり。彼らの行う一つ一つの作業は、親会社のコントロールの及ぶ状況ではない。にもかかわらず、何か事故があったら、国民の前で頭を下げなければならない。刑事責任も問われる。 それが可哀想だと。 Wikiの一部を抜粋します。 「JCOは「常陽」用の燃料を加工するにあたり、国の管理規定に沿った正規マニュアルではなく「裏マニュアル」を運用しており、(中略)正規マニュアルでは「溶解塔」という装置を使用した手順だったが、裏マニュアルではステンレス製バケツを用いた手順に改変されていた。事故当日はこの裏マニュアルをも改悪した手順で作業がなされていた。」 今回、「関連会社」の作業員の方が被爆した事故の詳細を知り、その会話を思い出しました。 誤解を恐れず言うなら、私は、その所長さんを「可哀想」とした会話の主に同意します。 自分が着任した時、すでに何年もかけてそういう仕組みが出来上がっていて、改革の大ナタでも振るわない限り、何も変わらない。そんななか、たとえ沢山お給料をもらっていたからといって、何かあった時に全責任を負わされる。一個人に降りかかった「災難」と限定して考えれば、「可哀想」だと思います。 現場の慣例に従って作業をしていて命を落としてしまった作業員の方やそのご遺族の方は、もはや「可哀想」などというレベルのものではありませんが。 今回の被爆事故もまた、同じ問題を露呈してしまったのだと思います。 親会社にある情報が現場の作業員に伝わらない体制、そんななかで作業をしなければならない作業員の方々。そんななかで起きた事故の全責任を負わざるを得ない代表者。 日本の自動車メーカーが下請けや部品メーカーの品質や作業内容までも厳しく管理する、といったサプライチェーンはどうやら当てはまらないようです。 もし私たちが今後も原子力とともに生きていくことを選択するとしたら、これ以上「可哀想な」犠牲者を出さないためにも、こうした体質の改革も求めていかなければなりませんね。 もう一つ、この事故をきっかけに思いだしたことがあります。 それは、イギリスの原子力発電所へ仕事で立ち入ったときのことなのですが、事前の厳しい被爆量のチェック(過去のX線検査歴、原発訪問歴、など)や、敷地内での厳しい注意事項(傷や打ち身を絶対に作ってはならない、など)は以前に書いたとおりです。 そうやって入った原発内でしたが(この壁の向こうで使用済み燃料からウランとプルトニウムを分離しています、という所まで入りました)、当たり前ですが、放射能がそこにあることを全く五感で感じられないのです。 私は駆け出しの頃、よく石油化学工場の工場見学の通訳をしていました。その時は、危ない物は目に見えたし、臭いで分かりました。汚水や排ガス処理施設の最初の工程と最後で、明らかに排水や排ガスから「毒」が取り除かれているのが感覚でわかりました。 それと比較しても、原発内は非日常の世界でした。物々しい注意事項、警戒体制、そういった緊張感は肌で感じるのですが、それとはおよそ不釣り合いな放射能の存在感の無さは逆に不気味に感じました。 私たちの体は熱いやかんに間違って触ってしまったら反射的に手を引っ込めますが、放射能で汚染された水は、たとえ皮膚がただれてしまうような濃度であっても、しばらく浸かっていてもすぐに危険が分からないのですね。 ちなみに、イギリスの原発施設内では、ずっと「ピーッ ピーッ ピーッ・・・」とアラーム音がなり続けていました。(音は違いますが、117に電話すると聞こえてくる時報の音をイメージしてください。) 案内の方に、「この音が鳴っているうちは安全だと思ってください」と言われました。 外の世界の常識では、危険になったらアラームが鳴りますが、そこではアラームを鳴らすことで安全を知らせているのです。 毎秒ごとに時を刻むアラームの音が、警報システムの正常な動作の証であり、そこにいる全ての人の安全の証であるということ・・・これには衝撃を受けました。 オフィスなどは、安全で当たり前の空間。だから危険が発生したときだけ警報を鳴らして知らせる。一方、原発施設内は、毎秒毎秒、安全を証明することが求められていた環境でした。 政府は、もしかするとこういった発想の転換をしない限り、現在の混乱は避けられないかもしれません。 ちなみに、ネットで飛び交う様々な意見は、現在、安全を訴える派も、危険を訴える派も、そのどちらが正しいかは置いといて、一つ共通して欠けていることがあると思います。それは、「危険を受け入れる」ということです。 安全派は、危険でないから安心しなさい、と言うし、危険派は、危険だ、というばかりで、それを受け入れて生活していく方法を示してない。今、危険を訴えるとネットで叩かれたりしやすいそうですが、無理もありません。危険派の主張は行き場がない。じゃあ明日からどうしろっていうの?という話になってしまう。 いっぽう、放射能は目に見えないし、臭いも味もない。だから、我々の日常生活よりずっと危険な場所にいるはずの現場の作業に当たる人たちですら、いつしか効率優先で手順を変えたり、身近な体験に基づく安全感覚で作業に当たってしまう。 私たちも、目に見えない不安を相手にしているうちに、いつしか注意するのに疲れてくる日が来るのではないか、と思います。それは私も同じです。 体感できない以上、毎朝起きたらネットで水道水と大気の放射性物質のレベルをチェックし、東電と経産省と厚労省のホームページで発表事項がないか確認し・・・、みたいなことを日課として「淡々と」、自分で自分の安全のアラーム音を鳴らしていかなければならないのかな、と自分に言い聞かせています。 今回被爆された作業員の方の被害が少しでも軽いことを願っています。日本国外を含め、世界で最高の治療を受けられるよう祈っています。 2011年 03月 26日
2011年3月23日発行
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ JMM [Japan Mail Media] No.628 Extra-Edition-2 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://ryumurakami.jmm.co.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ supported by ASAHIネット ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ 編集長から ■■ 環境エネルギー政策研究所から続々と新しいレポートが発表されています。 以下のURLから、特に、「3.11後のエネルギー戦略ペーパー No.1」に目を通していた だければと思います。東電の計画停電に関する考察です。 http://www.isep.or.jp/press_release.html 村上龍 ---------------------------------------------------------------------------- ●飯田哲也 NPO法人:環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長。ルンド大学(スウェーデン)客 員研究員。1959年山口県生まれ。自然エネルギーや原子力などの環境エネルギー政策 専門家。『21世紀のための再生可能エネルギー政策ネットワークREN21』理事など国 際ネットワークも豊富。温暖化ファンドやグリーン電力などを生み出すなど、社会イ ノベータとしても知られる。中央環境審議会、東京都環境審議会などを歴任、2009年 11月には、新政権の25%削減タスクフォース有識者委員、および行政刷新会議ワーキ ンググループの事業仕分け人に任命された。著書に「自然エネルギー市場」(菊地書 館)、「北欧のエネルギーデモクラシー」(新評論)、「自然エネルギー市場」(菊 地書館)、「グリーン・ニューディールー環境投資は世界経済を救えるか」(NHK出版) 「日本版グリーン革命で経済・雇用を立て直す」(洋泉社新書)など。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ JMM [Japan Mail Media] No.628 Extra-Edition-2 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【発行】 有限会社 村上龍事務所 【編集】 村上龍 【発行部数】128,653部 【WEB】 ( http://ryumurakami.jmm.co.jp/ ) ---------------------------------------------------------------------------- 【ご投稿・ご意見】上記JMMサイトの投稿フォームよりお送り下さい。 【配信解除】以下のメールアドレス宛に空のメールを送信してください。 ( remove_jmm@griot-mag.jp ) 【メールアドレス変更】「配信解除」後、改めて新規アドレスで再登録して下さい。 ※原則として、JMMオフィスでは解除・アドレス変更手続きは代行いたしません。 ---------------------------------------------------------------------------- 【広告】( http://ryumurakami.jmm.co.jp/advertising.html )をご覧下さい。 広告に関するお問い合わせは下記まで。 ( 広告@jmm.co.jp )(「広告」の部分を「ad1」に変更して送信して下さい ) ---------------------------------------------------------------------------- 編集長からの質問への回答など、読者の皆さんから寄せられたメールは、事前の告知 なくJMMに掲載させていただく場合がございます。匿名などのご希望があれば、明 記してください。また、掲載を望まれない場合も、その旨、明記願います。メールに 記載された範囲でのプライバシーの公開から生じる、いかなる事態、また何人に対し ても一切責任を負いませんのでご了承ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Copyright(C)1999-2011 Japan Mail Media 許可無く転載することを禁じます。 2011年 03月 25日
(23日に出先で書いた内容を掲載します。)
今日はロンドンにあるブリティッシュライブラリーに行っていました。といっても、調べ物ではありません。部屋にこもって地震や放射能のことばかり調べてないで、たまには外に出てみたら、という周囲の勧めによるものです。 そこには小さな展示室があり、それが素晴らしいというので行ってみました。 単なる気分転換のつもりだったので、今日のことを書くとしてももっと先のことになるだろうと思っていたのですが、軽い気持ちで出かけたにもかかわらず、大きく心を動かされました。タイトルの通り、なんだか心の救いを得られたような気がしましたので、今日はそれをおすそわけしたいと思います。 ブリティッシュライブラリーの展示室には、本にまつわる様々な歴史的に貴重な史料が収められています。 文学者や作家のオリジナルの原稿、偉人の日記や手紙、文机、中世の各国の宗教の経典、地図、手書きの楽譜、その他・・・ それらを解説とともに眺めていたら、私たちが抱えている感情や情熱、悩みや喜びは今も昔も変わらずあったものなんだな、としみじみ思いました。 中でも心に響いたのは、スコットの日記でした。南極到達を目指し、志半ばで命を落とした探検家です。スコットとライバルのアムンゼンの話は有名ですよね。イギリス人ということもあり、ここイギリスではみな断然スコットびいき。スコットは国民的な悲劇の英雄です。 仲間を一人一人失い、物資も使い果たしつつあり、餓えと寒さと絶望で、鉛筆書きの筆跡はかろうじて文字の形を保ち読むのもやっとです。 その彼が亡くなる前の最後の日記に、足をひどい凍傷にやられてしまった仲間がブリザードの中を出て行った時のことが書かれています。もう楽になりたくて、あるいは足でまといにならないよう死ぬつもりで出て行ったのか、近くにあるはずの物資の基地を探しにいったのか、いずれにしても、大吹雪の中テントを出るのが自殺行為であることは確かです。それを知っていたスコットは仲間を止めもせず、こう淡々と綴っています。"He said, I am just going outside and maybe sometime, and he left" (彼は「ちょっと出かけてくる。しばらくかかるかもしれないが」と言って出ていった。) 数日前、自衛隊の特殊化学防護隊(志願制)の方のご家族の書かれたと思われる文章がメールで回ってきました。隊員の方は、現場に赴く日、普段と同じようにして家を出ていった、と書かれていました。そのときご家族に残した言葉は、スコットの同僚とほぼ同じものでした。 また、現在の状況の危険かどうか、避難や疎開するかなどで、友人やご家族と意見が分かれてしまって悩んでいる方もいるかとおもいます。進化論のダーウィンの手紙を見ると、彼もまた友情と信念の間の板挟みになって悩んでいたのだと教えてくれます。 「種の起源」を書き上げ、出版に先駆け刷り上がってきた本をケンブリッジ大学で地理学の教鞭を取る友人に送って感想を求めたところ、敬虔なクリスチャンの友人がショックを受け激怒するやら嘆き悲しむやら・・・ (今でこそ常識となっている進化論ですが、「神がアダムを自らに似せて作り、アダムの肋骨からイブを作った」と誰もが本気で信じていた時代に「猿から進化した」などというのは世界中を敵に回すようなとんでもないことだったのです。) そこでダーウィンは友人にお詫びの手紙を出します。その中には友人の心を痛めてしまったことを詫びるとともに、「それでも私は自分の学説に自信を持っており、その気持ちに変わりはありません」と書いてありました。 中世の書物はもちろんですが、オスカー・ワイルドやバージニア・ウルフ、ブロンテ、オースティン、彼らの原稿をみていると、文字が小さいことに驚きます。手書きなのに新聞の文字みたいに小さい。きっと昔は紙が高級品で、そういう書き方が当たり前だったのでしょう。 それにくらべ、私の部屋のコピー用紙の山はなんだろう。紙を大切に使いながら何百年何十年と受け継がれるような言葉を紡いでいた先人の偉業に頭が下がるとともに反省することしきりです。 とはいえ、作家も人間。せっかく書いた文章をぐぁーーっと段落まるごと波線で消してあったりすると、なんだか親近感湧きます。また、might をwould、 The をTheirに書きかえたり、コンマを付けたしたり・・・と一度書いた文章を何度も細かく書き直した生々しい跡の残る原稿は、作家の細部にわたる心血を注いだ仕事ぶりを伝えてくれます。 そんな展示室を出ると、あちこちでノートパソコンを広げている学生さんや旅行者たち。彼らは世界中とつながっていて、私もそのうちの一人です。 なんというか・・・昔は偉い坊さんやら一部のインテリだけのものだった「情報」が、マスメディアとして一般に広まり、そして今やインターネットの登場うとともに、発信・受信両方が万人のものとなった。今は本当の意味で情報にデモクラシーが訪れているんだなぁ、と実感しました。 ブリティッシュ・ライブラリーの外には、新旧問わず著名人の名言が看板で掲示されており、駅からライブラリーへ向かう途中、信号待ちの私の目に真っ先に入ってきたのが次の言葉でした。 "Knowledge is of two kinds. We know a subject ourselves, or we know where we can find information on it. Samuel Johnson" 「知識には二種類ある。それについて自分で知っているということ、あるいは、それについての情報を見つけることのできる場所を知っているということ(サミュエル・ジョンソン)」 図書館のことなんでしょうけれど(あるいは、この方は辞書を編纂した学者のようなので、辞書のことかもしれない)、それはネットの世界でも同じですよね。 真実を知ることのできる場所を知ることができれば、それは真実を知ったと同じくらいの力なのでしょう。そして、その大切さは、未曽有の情報デモクラシーの中でより一層高まっているのだと思います。 ブリティッシュ・ライブラリーには、ビートルズ関係の展示もいくつかあります。 名曲の歌詞が「そこいらの紙きれ」に書かれてたりするのを見ると、アイデアが舞い降りてきた時、必ずしも近くにちゃんとした紙がなかったりするのは誰でも同じなんだな、と思います。 Helpの歌詞の書かれた広告の裏みたいな紙は、ジュリアン・レノンのものと思われる赤ちゃんの落書きがあったり、A Hard Days Nightの歌詞は、ジュリアン一歳の誕生カードの裏に書かれています。 音楽といえば、外に掲げてあったこの言葉も心をに響きました。 "Where words fail, music talks." (言葉にできないとき、音楽が語り始める) デンマークの詩人・作家のアンデルセンが残した言葉です。言葉を生業としていた彼ですら言葉を失い、音楽に救いを得た経験があったのでしょうか。 なかなかロンドンの観光名所として名前の挙がりにくいマイナーな場所ですが、ロンドン市内の駅からも近く便利ですので、ぜひ機会があれば足を伸ばしてみてください。 2011年 03月 25日
東京限定ですみませんが、大気中の放射性物質をさらに詳しく、早くアップしているサイトを見つけました。末尾の日付を入れ替えて最新のものを出してください。0324がいまのところ最新のよう。
http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/whats-new/keisoku-0321.pdf また、昨日より今日増えたかどうか、という相対比較には発電所付近のデータも役立ちます。 東電のデータよりこちらのほうが見やすいです。 http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/kinkyu.html#uncle これの「地震被害情報(第XX報)(Y月Z日A時B分現在)及び現地モニタリング情報」をご覧ください。多分、これの1日遅れで水質が反応してくると思います。 水道水をペットボトルに貯めたり、多めに水を買うなど備えの 参考にしてください。 2011年 03月 25日
原子力安全委員会のWebサイトの右端のメニューに、原子力安全委員会の「過去の会議資料等」が見られるボタンがあります。
http://www.nsc.go.jp/anzen/shidai/index.htm 試しにこちらの第15回定例会議 2011.03.07の中を開けて見てください。 議題、配布資料、・・・色々書いてありますね。これを見ると大体どんな会議だったかイメージできます。 末尾には速記録もあり、会議のやり取りが一部始終書かれています。 では、これを閉じて、震災の起きた日の第16回臨時会議を同様にご覧ください。 議題 (1)平成23年3月11日(金)午後発生の地震について (2)その他 配布資料 (1)>なし ・・・こんだけです。 17回会議も18回会議も同様。 地震について話し合ったことしか分からない。 全然情報公開になってないじゃん・・・ 2011年 03月 25日
地球が誕生日したとき、硫酸の海、宇宙からビシバシくる放射線その他で地球は人間が生きられるような場所でなかったと一般的に言われています。それが色々な過程を経て、現在のような環境に落ち着き、そこに我々人類を含む生物が暮らしています。
今我々が毒だと言っているものは、人間が勝手に決めているもので、その根拠は、それに対応できるように我々の体が進化してきたかどうかです。 たとえば大気。大気は約78%が窒素、酸素は21%、残りはアルゴン、二酸化炭素、その他です。 酸素は、スクーバダイビングや緊急医療の酸素吸入の際に過剰に体内に取り込まれると中毒を起こします。 でも、だからといって酸素が毒だ、という話にはなりませんよね。私達が酸素21%の環境に適応しているだけのことです。 同じ話が放射能にも当てはまります。平均2.4ミリシーベルトの環境放射能(自然放射能)は、それがあって当たり前の状態で、毒でも薬でもない。 だから、私は環境放射能のレベルと比較して被爆量の安全を訴える専門家の説も、環境放射能を危険と煽る健康食品メーカーも、本能的になんかおかしい、と感じてしまいます。 結局、毒かそうでないかは、それが身近にある環境で我々の体が適応しているか、それが増えたり減ったりしたときに我々の体がどの程度の耐性を持っているか、という話です。 (人間が近年、地下から掘り出してきたような物質は、本来身近になかったものですので、体が適応することなく進化したことにより、人体にとって有害であることが多いです。) 回りくどくなってしまいましたが、同じ物質でも、とる量によって毒にも薬にもなるのだ、ということを申し上げたかったのです。 そしてそれは地域や民族によっても若干の差があります。何百年も代々その土地で暮らしてきたことによる適応、生まれたときからの食習慣や環境による適応、遺伝子的な差異、など理由はさまざまです。 ですから、ブラジルの高地に代々住む人たちが平気でいるのだから、我々もそのくらいの放射線量は受けても安全だ、とするのもどうかと思いますが、一方、先日書いたケルプのサプリを海藻を食べる習慣の無い国の人と同じペースで採ったら取りすぎになります。ただ、昔から海藻を多く食べてきた国民なので、取りすぎに対する耐性は強いと思われます。 調味料もかけすぎると美味しくなくなるように、栄養素も最も効果を発揮する適量というものがありますので、ご注意ください。 サプリよりは食材を通じて栄養素をとることが望ましいです。汚染が心配される場合に適宜サプリで補うという考え方にしてください。 前回も書きましたが、なるべくいろいろなものを少量とり、それらの相乗効果を期待しつつ、後日特定の食材から危険が発見された場合のリスクヘッジをしてください。 以下、放射能の害を受けにくい体を作ると思われる食材・ビタミンを信憑性のありそうなものに限定し効果とともに示します。ただし、こちらを食べたからといって、皆さん方の健康や安全を保証するものでは無いことをご了承ください。 また、これらの物質に放射性物質が含まれていたり、お茶や味噌汁に水道水を使ったりしたときのことは考慮していませんのでご注意ください。 <食材> *味噌 味噌がなぜ良いか理由は解明されていないようです。「秋月辰一郎」という医師が長崎の病院で被爆患者と看護師に「玄米、味噌汁、かぼちゃ、昆布、ワカメ」の食事を徹底し、糖分を厳しく控えさせたところ、爆心地から近かったにもかかわらず、本人と看護師は原爆症をまぬがれ、火傷状態で担ぎ込まれたような患者も症状が軽くて済んだ、という伝説的逸話があります。味噌業界ではかなり有名な話のようです。 *アブラナ科の仲間(キャベツ、ブロッコリー、ほうれんそう、ケール、ちんげんさい、カリフラワー、ラディッシュ、芽キャベツ、など) マウスに大量の放射線を照射して実験したところ、これらを食べさせたマウスが長生きしたとのことです。(但し、葉物野菜はご注意ください。) *海藻 少量の放射性物質を少量のヨウ素をもって制する効果については、決定的解答をいまだ調査中です。適量は乳癌の発症を減らすそうで、それを裏付ける動物実験やヒトの乳癌組織細胞による研究が数多くあります。 *紅茶・緑茶 特に緑茶抽出物は、これまたマウスを使った実験で放射性同位体を体外に排出する効果があったそうです。 *ごぼう 放射性同位体を排出する効果があるそうです。 *黒ごま 免疫力をUPさせる *花粉のサプリ 外科手術に適さない子宮がん患者25名のうち、15名に20gの花粉を1日3回投与したところ、投与しなかった患者より放射線治療への耐性が高かった。 *乾燥豆 特にレンズ豆は放射能によりダメージを受けたDNAを修復すると言われています。 *クロレラ 解毒、浄化、傷の回復促進、整腸、潰瘍緩和、その他。放射線を照射した動物で効果が認められている。 *セレンを含む食品 DNAを放射能の害から守り皮膚障害を防ぐ。 ネトル(ハーブティーの一種)、昆布、ごぼう、ヨーグルト、貝、緑茶、紅茶、にんにく、きのこ、朝鮮人参 *ビタミンA/βカロチンを含む食品 免疫力をUPさせる ジャガイモ、山芋、さつまいも、アスパラ、トマト、玉ねぎ、ほうれんそう、マンゴー、ぶどう、アボカド、梨、オレンジ、りんご、いちご、ひまわりのたね、ナッツ、葉野菜 <サプリ> くれぐれも用量を守って服用してください。輸入品の場合には、ネットで日本人向けの用量を調べるのが一番ですが、難しい場合は体格の差など考慮し少なめが良いとかもしれません。 *以下を含むサプリ カルシウム マグネシウム (細胞のガン化を防ぐ、ストロンチウムに対抗する) ビタミンA/βカロチン (粘膜、免疫強化) コエンザイムQ10 (免疫強化) ビタミンC、バイオフラボノイド、ルチン (解毒) ビタミンE (T細胞の強化) セレン (抗がん作用) DHEA (免疫強化) ほかにもあるとは思いますが、今日のところは以上です。 実験に使われた動物たちに合掌・・・ 多少なりともお役に立てれば幸いです。 2011年 03月 24日
今できる水対策
赤ちゃんのミルクに水道水を使わないよう、という通達が出ましたね。 政府への恨み言は山ほどありますが、まずは脇へおいておいて、今出来ることを考えてみました。 赤ちゃんのミルクの水が足りないのに、自分が水を買ってもよいのか・・・と良心の呵責を感じる方もいらっしゃるでしょう。 以下に私の考えを書きます。 まずは・・・ 水以外の方法で水分補給することを考えてみてはいかがでしょうか。 喉が乾いたらお茶や缶ジュースを飲むのはもちろんですが(お酒やコーヒーは逆に喉が乾いたりしますから要注意)、メロンをたべたり、調理も工夫次第でいろいろできます。 ー牛肉をビールで煮る ー鳥肉や魚を白ワインで煮る (炒めたあと、加える。鍋肌についた焦げ目を溶かし込むように) ーサーモンをシャンパンで煮る(マリー・アントワネットの世界ですが・・・飲み残しの再利用によいですよ。白ワイン使うより生臭くなくなる) ーカレーを野菜ジュース(甘くないタイプの)やトマトジュースで作る (野菜はあらかじめ電子レンジで調理しておく) ー無洗米をペットボトルのほうじ茶やウーロン茶で炊く (美味しいですよ!) ー缶詰の汁も活用する ーうがいはペットボトルの緑茶で。ゴロゴロした後はもちろん飲みます。緑茶は殺菌作用ありますし、飲んでも菌は胃酸で死にますから大丈夫です。 ー市販の氷も溶かせば水になります など・・・ 水は水でないと絶対ダメ(粉ミルクはもちろん、持病のある方は薬を飲んだり)、という用途に絞れば、意外と消費量は抑えられるのではないでしょうか。 水を探していて目の前にあったのなら買えばよいとおもいますよ。ただ、買い占めるのではなく、その日使う分だけ買い、棚にある最後の一本には本当に必要な人のために手を出さない、というくらいで良いような気がします。 水が品薄になるのは仕入れが需要に追いついていない、という流通の問題です。売り惜しみなどがない限りは時と共に正常化していくはずです。 ただ、放射性物質のレベルが今後急激に下がって誰も水を買わなくなったりしたとき、巨大な在庫を抱えるのはお店も困るので、大量に仕入れるべきか様子をうかがっているのではないでしょうか。あるいは、一時的に問屋で品薄になったか、ですよね。 もう一つ、水道水についてリスクを相対的に減らせる方法を。 今日から大きなペットボトルに2本でも3本でも、水道水をためておき、付箋等で日付を書きます。 理屈としては、前の日と今日の放射性物質のレベルを比較して、上がっていたらその日はペットボトルに貯めていた水を使います。(歯を磨いたり、野菜を流水で洗ったあと、最後の一すすぎ、など) 逆に数値が下がっていたら、ペットボトルの水は捨て、よく洗ってその日の水に入れ替えます。生活には普段通り蛇口の水を使います。 これを毎日繰り返す。 ・・・と出来れば苦労はしないのですが、水道局や文部省のサイトは、前の日のデータが最新ですから、今日のことがわかりません。 そこで、測定が(遅まきながら)開始された18日からの、東京における水道水と降下物のヨウ素131とセシウム137をそれぞれ、エクセルのグラフにして相関関係を見てみました。 まだ日数が少ないので何とも言えませんけれど、降下物の値が上がったあと、一日で遅れで水道水の値も上がっているような印象です。 というわけで、毎朝定期降下物測定の値を見て、前日の数字が前々日より上がっていたら、それが今日の水道水に影響すると仮定してはどうでしょうか。 また、水道水の放射性物質のレベルは、降雨や原発の作業内容(特にドライベント=爆発を防ぐためのガス抜き作業があった時)によって一時的に上がりますので、そういったニュースの内容も合わせて判断すると良いと思います。 こうすることで、一時的に数値が上がってしまった日の水道水だけでも摂取を避けることができます。 政府の発表は、我々の思考を「ペットボトル品薄⇒大人は水道水を飲んでください⇒赤ちゃん差し置いて水を買うなんて人でなし」という方向に誘導していますが・・・最悪ですね。 (意図的かどうかは知りませんが、結果的にそうなってしまっている。) 第二次世界大戦に負ける直前の日本軍みたいですよね・・・ もっとこう、工夫やアイデアを出して国民をポジティブな方法へ導けないものかな。 戦時中でいうところの「非国民」みたいな感情は、国民どうしの間の不信感を生み、一番有害だと思います。 そういう誘導は、時に指導部の見通しの甘さや対応の遅れ、 能力不足を隠すのに使われますから要注意です。(戦時中の日本もそうでしたが、今も近所にありますよね、そういう国・・・) またまた昆布続編遅れていますが、まずは摂取を控えることが先決と思い、急遽書かせていただきました。 2011年 03月 23日
昆布続編遅れていてすみません。
あと1日お時間ください。 ただ、今ここで、前置きや注意事項なしに、誤解を恐れず、ひとつ明らかに言える事は、こんな時であってもなくても、「昔から体に良いと言われていたものを”バランス良く”食べなさい」という結論でした。 それについては昆布続編にて詳しく書きます。 この「バランス良く」というのが事の他大切なのです。某ためして番組、某もんたの健康法などなど、なにかコレ!というものがあって、それを食べまくっていれば安心という答を期待していた方にはいささか期待外れで申し訳ないのですが・・・ いろんなものを少しずつバランス良く食べることは、その食材で後日なんらかの危険が発覚しても(それは今回の放射性物質に限らず、重金属やその他の毒物も同じ)リスクが分散できます。投資と一緒ですよね。 もう一つは、これまたありきたりで申し訳ないのですが、気持ちを健やかに保つことです。 被災してしまった方々の心のケアはプロにお任せするしかありませんが、誰しもが今回の震災で恐怖感を味わい、そして現在も様々な不安の中で暮らしています。 そんな中、「気持ちを健やかに」は、言うは安し、行うは難しで、私も実体験でよく分かっています。夜中に目が覚めて、悪い方へ悪い方へと考え始め、後から振り返れば「あの時はマトモじゃなかったな」と思い出す経験もあります。ですが、ある程度なら努力でコントロールできることも、実体験で分かりました。 これは私が読んで考え方が変わったある本の内容を私なりに今回の震災に置き換えての解釈なのですが、今身の回りにあるマイナスのこと、そこに目を向け心を悩ますのではなく、それを逆転出来たときのプラスに気持ちを向けるようにしてみてください。 すなわち、被災者の方々の現在の苦しみ、それを自分のことのように悲しみ、もしそれが自分に起こったら、と恐怖に怯えるのではなく、被災者の方々の幸せを願い、それを少しでも叶えるには自分は何ができるか、と考え、行動することです。 放射性物質のニュースを聞いたら、不安に思うより、「今知って良かった」と思い、その情報をもとにできる限り注意をすることです。注意を重ねるたび、「また一つ、危険を避けることができた」と思うことです。 原発の復旧に当たっているスタッフの皆さんの危険を心配するより、無事を祈り、心から彼らの活動の成功を願うことです。 ネットの情報は、安全を訴える人と危険を呼びかける人、ときに意見が対立し仲間割れのような状態になっており、新しいニュースが発表されるたびにお互いに「それ見たことか」と言い合うような感情の渦巻いた状況ですが、それは「個人の意見の相違」として一段上から眺め、彼らの「安全OR危険」の「判断」ではなく、その根拠とされている「事実」に着目し、その事実の真偽をできるだけ情報源に近いところで確認する。裏を取れなかったものは見なかったことにする、聞かなかったことにする。新たな情報が入手できたなら、その事に感謝する。 そうやって、一つ一つのマイナスをプラスへ転換していくと、少しずつ心が清々しくなってきます。 その清々しい心で日々小さな親切や助け合い、募金や寄付を重ねていると、ますます気持ちが健やかになってくのが分かります。 それだけでも、健康食品をどれだけ食べるより、免疫力の向上に貢献しているのです。人間の体は正直です。清々しい感覚は、自分の脳が自分で作り出した快楽物質で、それが体の健康に大きく貢献します。 この「清々しい」感覚は、一度コツを覚えると、ちょっとストレスたまったな、というとき、先ほど書いた「一つ一つのマイナスのプラス転換による除去」⇒「今日一日した小さな良いこと」⇒「明日はどんな良いことができるかな」とやっているうちに、すぐ取り出せるようになります。どんな栄養剤より元気出ますから、ぜひ試してください。 どんなに望みがない、と思えるような困難でも、そうやって心の中でプラスに転換できる方法を探していると、何かしら突破口が見つかることがあります。本当にそう思えたとき、オセロの目が一気にひっくり返って自分のプラスのエネルギーの残高が増えたような気になります。 そうなると、身の回りに起こることも全て良い方へと回り出すので不思議です。 もしこの思考法に興味がある方は、浅見帆帆子さんの著書を読まれてみてください。 最後に・・・読んでいると政府への苛立ちは避けられない私ののブログで得た情報をプラスに転換する方法・・・ 私たちは、例えるなら、免許取り立てのドライバー(政府)がナビなしで道に迷いながら進んでいるような状況です。 なので、乗客の私たちとしては、運転手に任せ切りにするのではなく、自分も地図を見て注意していないといけない。周りの車や信号、交通標識も見ていないといけない。(まさに、免許取り立ての友達ちの運転する車の助手席に座っている状況を想像してみてください。) 原発に関しては、腹を括って各方面の協力も得るようになり、良いニュースも悪いニュースもちゃんと情報公開するようになってきましたから、もうある程度信頼できるようになってきたと思います。 食物と水道水の安全についても、最初の数日間は道に迷っていましたので、私たちが自分の安全を自分で判断しなければならなかったのが、ようやく少しは任せておけるようになってきたように思います。 経験がない政府なので、こんな風に最初の数日間は道に迷い、ちょっと遅れて体制が整う、というある程度のパターンが見えてきました。また、最初はあれこれ隠そうとするのだけれど、そしてそれは自民党でも同じなんでしょうけれど、自民党と違ってそれを隠し通したまま事態を収めきるような度量や体力がないのです、民主党は。 最初は原発の施設の状況⇒水と食物の放射性物質の問題・・・と、日を追うにつれて新たな問題が浮上、その度に民主党は学習し、すこし遅れて体制を整えています。初めての子育て・・・みたいな感じじでしょうか。それに対し、ベテランママの自民党は連合は拒否しました。 というわけで、私たちは、これからまた新しい問題が浮上したきたとき、最初の数日間は政府のいうことを鵜呑みにせず、情報源に近いところの情報から自衛手段を講じておき、政府の体制が整ったところでそれに従う、としたら良いと思います。 そのための情報源に近いところの情報は日本でお忙しい皆さんのため、自分の勉強と安全のために私も頑張って調査し発信して行きます。 2011年 03月 23日
福島の野菜から新たに放射性物質
医療・健康2011/03/23 05:56:50 厚生労働省は23日、福島県産のコマツナ(小松菜)、キャベツ、ブロッコリーなど野菜11品目から、食品衛生法で定められた暫定基準値を大幅に超える放射性物質を新たに検出した、と発表した。 同省は、同県産のホウレンソウ、コマツナ、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなどは当分食べないよう呼び掛けた。 JA全農を通じて流通する福島県の露地野菜は、21日以降は出荷されていないという。 厚労省は、放射性物質の量が最も多く検出された野菜を約10日間、1日100グラムずつ食べ続けた場合に浴びる放射線量は、1年間で人が自然に浴びる線量の約半分に相当するとしている。「このまま食べ続けると、一般人が被ばくしても問題ないとされる線量を上回る可能性がある」と指摘した。 同省によると、福島県本宮市で21日に採取された葉物野菜のクキタチナから、基準値(1キロ当たり500ベクレル)の164倍に当たる8万2000ベクレルの放射性セシウムが検出された。基準値(同2000ベクレル)の7倍以上の1万5000ベクレルの放射性ヨウ素も検出した。このほかの品目についても、一部で基準値を大幅に超えるセシウムを検出した。 原子力災害特別措置法に基づき、既に出荷停止になったホウレンソウについても、田村市、泉崎村、小野町、塙町、平田町、矢吹町、中島村の産品から放射性物質が検出された。 同省は原子力安全委員会で専門家の助言を得た上で、11品目の摂取を控えるよう呼び掛けることにした。 厚労省は、茨城県でも、水戸市と河内町で19日から21日にかけて採取した原乳、鉾田市と行方市で採取したパセリから、基準値を超える放射性物質が検出されたとしている。 政府は21日、原子力災害特別措置法に基づき、福島県にホウレンソウ、葉物野菜のカキナ、原乳の出荷停止を指示した。 2011年 03月 23日
昆布続編として、放射能の害を減らす食品について書くのが遅れてしまいました。
これについても、震災をきっかけに諸説飛び交っている状態であり、調べれば調べるほど、私も慎重に捉えています。今しばらくお待ち下さい。 2011年 03月 23日
本題に入る前に・・・
前回の記事、投稿してから何度か加筆しておりますので、昨日の早い時間にご覧になった方は、お時間の許す限りもう一度ご覧になっていただければ幸いです。 ニュースによると、出荷禁止令の出たほうれん草とかき菜以外の茨城産の葉物野菜、すなわちちんげん菜や小松菜が売れ残って問題になっているということです。 ほうれん草がダメでちんげん菜がOKな理由を生物学的に調べて見たのですが、まだみつかりません。(分かり次第更新します。) 同じ土で育てた野菜が種類によって栄養素が違うように、自然界から様々な物質を野菜の体内に取り込むメカニズムが違うのかな、と思って調べているのですが・・・ というわけで、規制の観点で検証してみました。 現在、農産物がらみのニュースで引用されている「暫定基準」とは、原子力安全委員会(内閣の組織)の「飲食物摂取制限に関する指標」に基づいて厚生省が緊急に設定したものです。 なぜ暫定=急ごしらえの基準が作られたか、といいますと、なんと、水道水にも、食品にも、放射性物質を規定する法律や基準がそもそも日本には存在しないのです。(原子力発電で国の電力ニーズの三分の一をまかなっている国なのに、びっくりですね。) ちなみに、東京都水道局は適用する法律がないため、平常時には自主的にWHOの指針を採用しており、現在は原子力安全委員会の非常時の基準に切り替えています。 厚生省は震災を期に、食品における放射性物質の基準を新規策定することになりました。 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4681103.html なお、指標は法律ではないので、内部で「こういう時こうしましょう」と方向性を示しているだけです。ましてや、しかも、食物安全の専門家ではなく、原子力の専門家が緊急時の対策のために作成していたものです。よって、何かあった時に国民の健康を守るために強制力のある「基準」を作らなければならないのです。 話題を元にもどして・・・ ここで参照するのは原子力安全委員会の「原子力施設等の防災対策について」という文章です。昭和55年に作られました。最終改定日は平成20年ですから、災害で中身が急に変わったりはしていません。 http://www.nsc.go.jp/shinsashishin/pdf/1/so001.pdf こちらの「5ー3防護対策のための指標」によると、「防護対策をとるための指標は、なんらかの対策を講じなければ個人が受け取ると予想される線量(予想線量)又は実測値としての飲食物中の放射性物質の濃度として表わされる。」とあります。 さらに、その中の「(3)飲食物の摂取制限に関する指標」では、「これらの核種による被ばくを低減するとの観点から」指標を提案し、「この指標は災害対策本部等が飲食物の摂取制限措置を講ずることが適切であるか否かの検討を開始する目安を示すものである。」とあります。 具体的な数値はp.23の表3に記載されています。 ヨウ素、セシウムなど、物質別に、対象ごとに数値が定められており、 対象は放射性ヨウ素については1)飲料水、2)牛乳・乳製品、3)野菜類(根菜、芋類を除く)の3つです。 ヨウ素以外(放射性セシウム、ウラン、プルトニウムなど)については、1)飲料水、2)牛乳・乳製品、3)野菜類、4)穀類、5)肉・卵・魚・その他、となっています。 注)こちらの野菜は根菜・芋類を除くというカッコ書きがありません。 法律も基準もない以上、この指標が唯一の拠り所とすると、これを見る限り、ほうれん草と小松菜を区別する根拠は見当たりません。栽培法も想像する限り、同じようなものでしょう。 というかですね、そもそも原子力の担当者が原子力政策を預かる責任の範囲で決めているだけなので、この程度しか決められていないのです。食物安全の専門家が決めた法律ではないから、農産物の検査の方法(全数検査かサンプリングか、など)や測定頻度も明確でない。おそらく今回のほうれん草は、化学物質(カドミウム)などの検査の方法を流用したのかな、と私は憶測しています。(あくまで憶測ですが。) 品目毎に検査してほうれん草のみ引っかかったのか、なぜほうれん草だけなのか、きちんと説明しないと、リスクの無い野菜がいらぬ風評被害を受けてしまいます。あるいは、ほうれん草と同様のリスクのある野菜が食卓に上がってしまいます。 それに、健康上問題ないのなら、ほうれん草も出荷停止なんて必要ないんじゃないでしょうか。 本来、法律というのは色々な専門家の意見を聞きながら、様々な業界の受ける利害を調整しつつ慎重に決めるべきものです。そこがきちんと決まっていれば、基準に合わせて判断すれば良いので、今回のように様々な専門家がそれぞれの説や主張を展開し、消費者が混乱することもありませんでした。 それがこのようにして大急ぎで決定されなければならないことが残念であるとともに、国民の健康を守るべき厚生省の現在の状況(原子力安全委員会という「国民の日々の健康を守る」という責任を負っていない組織が緊急時の対策のために決めていた指針を丸写しして安全を語らざるをえない状況)が残念でたまりません。 一日も早く、誰もが納得する適性な安全基準が設定されることを願っています。 ちなみに、政治家の答弁でよく聞く「前向きに検討する」は「何もしない」という意味だ、なんて良く言われますが、今回よく耳にする「控えるべきだが、人体にに影響はない」という言葉、普通の日本語に訳すと「自己責任でどうぞ」と聞こえるのは私だけでしょうか。
|