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2005年 10月 30日
今に始まったことではありませんが、バーバリーがかなりヤバイことになっています。
日本でもコギャル御用達に成り下がってしまった感のあるバーバリー。 イギリスでは、CHAV(チャヴ)と呼ばれる、まぁ、日本でいうと一昔前のヤンキーみたいな存在の人たちのファッションの代名詞になってしまっております。 CHAVについては、語り始めるとおそらく一冊本が書けてしまうくらい奥が深いので、詳しくは別の機会に譲ります。(これは絶対に後日特集を組みます!お楽しみに・・・?!) CHAVは、日本のヤンキー同様、万引きやカツアゲの常習犯とされており、とにかくトラブルの元・・・と、いうわけで、パブなどではあの手この手でCHAVを立ち入り禁止にしています。そんな中で、私も一度、見たことがあるのですが、極めつけは"NO BURBERRIES"(バーバリー着用者入店禁止)という貼り紙。このほか、"NO HOODIES"というものも。HOODIESとは、日本で「パーカー」と呼ばれている、ジャージ素材のフードつきの上着です。イギリスでは、これはチンピラの代名詞になっています。(このアプローチ、日本の銭湯の「刺青お断り」に似ている・・・。) ちなみに、PARKAというと、英語では全く違うものになります。モッズ少年を描いた「さらば青春の光」という映画をご存知でしょうか?(原題はQUADROPHENIA=四重人格。ザ・フーのアルバムのタイトルと同じですね。・・・というより、このアルバムを元に作られた映画なんですよね。)この映画で主人公の少年が着ていたカーキ色のフードのついたオーバーコートのようなもの、これをPARKAといいます。イギリスでは、ケイト・モスが着ていたことがきっかけとなり、2年ほど前に、爆発的なブームになりました。(関係ないけれど、あの映画に出てたスティングかっこよかったな~) 話がそれましたが、こんな状況の中、当のバーバリーはブランドイメージの再構築に必死だそうです。新商品のデザインでは、一目でバーバリーと分かるような例の「バーバリー・チェック」を前面に押し出さないようにしたり、今やCHAVのトレードマークとなってしまったバーバリー・チェックのベースボール・キャップをラインナップから外したり・・・と対応に追われています。必死になるのも当然でしょう。あれだけ高いものを売っているというのに、偽物が氾濫して、なぜかそれがチンピラたちに好まれ、イメージダウンしてしまって、お金を持っている本来のお客さんが商品を買ってくれなくなってしまったわけですから。イメージキャラクターだったケイト・モスも、最近コカインをやっている写真が新聞にすっぱ抜かれて以来、メディアでかなりバッシングに遭っており、さらに踏んだり蹴ったりです。 そんなわけで、バーバリーの顧問弁護士は大忙し。ウェールズのラップバンドがボグゾールのCAVALIER(キャバリエ)という車をバーバリーカラーにペイントして"CHAVALIER"(チャヴァリエ)と名づけ、eベイに出品したところを、著作権侵害だとして車をスクラップにするよう要求したり、「バーバリー・スタイル」のフェレット用の洋服を売っていた業者を訴えたり・・・と休む暇もなし。 ・・・なんて筆を尽くして説明するよりも、百聞は一見にしかず。最近のバーバリーはこんな感じです。以下バーバリー(風)ファッションショー、お楽しみあれ。 こんなことしていると、私もバーバリーに訴えられてしまうかな?
by babelbabe
| 2005-10-30 09:37
| 社会・時事
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